エピソード8:貯金のできる人とできない人の差は缶コーヒーにある?! ファイナンシャルプランナーとパイロットが同じ意見だった貯金の仕方。
こんにちはトロポです。
前回に続き
マネーリテラシーシリーズ。
今回は貯金です。
ファイナンシャルプランナーとパイロットが議論した結論を共有しますね。
缶コーヒーを買わない、コンビニでなんとなく買わない。
これだけで貯金ができるようになります。資産形成への第一歩です。
- 貯金が全くできてない人が6%増えて、貯金できてる人も金額が下がっている!?
- 貯金額も減ってるけど、それはネガティブな要素とは言えない
- 現金→現金以外の資産にカタチを変えただけ
- 資産も特になく、かといって特に無駄遣いしていないのに貯金できていない人へ
- 貯金してるけどもっと貯めていきたい人も
- 缶コーヒーや缶ジュースをやめれば年に9万5千円貯金が増える!?!?!?
- 貯金ができるかどうかは収入に関係がない
- まとめ
貯金が全くできてない人が6%増えて、貯金できてる人も金額が下がっている!?
SMBCコンシューマーファイナンスの「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」(http://www.smbc-cf.com/news/datas/chousa_190306.pdf)によれば
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全回答者(1,000名)に、現時点で、どのくらいの貯蓄ができているか聞いたところ、「0万円(貯蓄ができていない)」が23.1%となったほか、「1万円~50万円以下」(24.6%)にも回答が集まり、100万円以下までの合計は60.5%となりました。貯蓄額が100万円以下という人が多数派のようです。他方、「500万円超~1千万円以下」(8.0%)や「1千万円超」(9.8%)との回答もそれぞれ1割程度みられ、貯蓄額の調整平均(※3)は195万円となりました。
昨年(2018年)の調査結果と比較すると、貯蓄ができていない人(「0万円」)の割合は、2018年17.1%→2019年23.1%と、6.0ポイントの増加となりました。また、貯蓄額の調整平均は2018年247万円→2019年195万円と、52万円減少しています。貯蓄ができていない人が増え、貯蓄額が減っていることから考えると、30代・40代では貯蓄にあてるぶんのお金を消費にまわしたという人が増えたのではないでしょうか。
調整平均額の変化を年代別にみると、30代では2018年198万円→2019年194万円と大きな変化はみられなかったのに対し、40代では2018年316万円→2019年196万円と、120万円の減少となりました。
※3:当該設問では、上位数%のデータにみられた極端な値(貯蓄額が数千万円・数億円など)の影響を除外するため、10%調整平均(上位と下位からそれぞれ10%のデータを除外して算出した相加平均)を利用しています。
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要は
2018年→2019年にかけて全く貯金できていない人が増えた!ってことですね。
貯金額も減ってるけど、それはネガティブな要素とは言えない
40代の貯金額の平均が120万円も減少していますがそれは悲観しなくても良いですね。
30代、40代は資産性のある住宅を購入していたり、株や貯蓄型保険など金融資産を購入していたりが考えられるので
現金→現金以外の資産にカタチを変えただけ
と考えられます。
資産も特になく、かといって特に無駄遣いしていないのに貯金できていない人へ
貯金してるけどもっと貯めていきたい人も
少しだけ生活を見直しましょう。
具体的には缶コーヒーとコンビニです!!
先日ファイナンシャルプランナーの方とも話しました。
お金を貯めるコツは「使途不明金」をなくすことだと、要は何に使ったかわからない・覚えていないものにお金を使うことをやめることということです。
手元に残るモノは自分がどのくらいお金を使ったかのか見るたびに思い出させてくれる
車や洋服、靴やバッグ、時計やアクセサリー、化粧品、家具やガジェット、など
購入したものが手元に残るようなモノは金銭の消費を連想させるので、
上記関連の出費が多い人は自分がなぜだかお金が貯まらないという状態にはなりません。
「あれにお金使ってるしな。今月は節約を心がけよう」
こうして自分で自分のお金の流れをコントロールできている場合が多いのです。
その場で消えてなくなるモノは、お金を使ったことも覚えていない
自動販売機やコンビニでのちょこちょこ買い、飲み代や外食費用、ATMの手数料
その場で消えてなくなるモノがほとんどで、出費後の記憶に残っていないことがほとんどです。
しかも1つ1つの消費は、100円、200円の世界です。この1回をケチってもしょうがないと考えてしまいがちです。
下記の図によれば仕事帰りに寄り道する男性の6割はコンビニに寄っています。
実際、私もパイロットとして働いていてステイ先などではついついコンビニで買い物をしてしまいます。
(セブンイレブンの食べ物とか美味しんですよね)
こうして飲み物1つを買おうと思ってコンビニに寄るとつい、あれもこれもと買ってしまいます。
このあれもこれもで例えばリアルなところで800円使ったとしましょう。
1ヶ月に10回こういうコンビニでの買い物をすれば8000円使っているわけです。
そしてそれは記憶に残らないんですよね。
1度で8000円の買い物をすれば覚えているんですが、分散していると覚えていないものです。
缶コーヒーや缶ジュースをやめれば年に9万5千円貯金が増える!?!?!?
記憶に残らない、使途不明金。
誰もが無意識に使っていて、意外に貯金の障害になっているものそれは
缶コーヒー/缶ジュースです。
朝、出社や通学で1本 120円
昼、食事と一緒に1本120円
夜、残業や部活後に1本120円
これで1日360円、月に22日働いたり学校に通っていたとすると
360×22=7920円
1年間で
7920×12=95000円
缶コーヒーなんてもうなんの罪悪感もなく購入している人も多いのではないでしょうか。
9万5千円あれば近場の海外旅行2泊3日いけちゃいますよね。
貯金がたまらないという人、コーヒーやジュース代を確認してみてください。
貯金ができるかどうかは収入に関係がない
貯蓄額というのは実は収入の多い少ないに関係がないのです。
年収が高い人でも全く貯蓄をすることができない人もいれば、
年収が高くなくても堅実に貯蓄を重ねることができる人もたくさんいます。
年収が高くなってついついタクシーに乗ったり、フラフラコンビニに入って何となく気分だけで購入したり、激務で忙しく時間外手数料のかかるATMで何度もお金をおろしていたり、飲食にかかるお金を異常にかけたりと、こういう人はたくさんいて結果貯金が全然ないわけですね。
(ただ時間あたりの労働単価が高い人はそういう日々の意志力を使う小さなことへのお金はどんどん使って「自分の時間」を確保するのが大事ですね。ケースバイケース。)
まとめ
記憶に残らないモノへのお金の使い方を見直そう!
缶コーヒー/缶ジュースを控えるだけで年間10万円近くの貯金ができる。
おしまい。
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